こんにちは。
売買仲介部の原田です。
本日は自己居住用の中古マンションの売却が難航している方にチェックしてほしい点をお伝えしたいと思います。
相場金額より高めに売り出している場合は成約まで期間がかかることが一般的ですが、
それ以外でも難航する場合もありますので是非ご確認頂ければ幸いです。
①SUUMOに掲載していないor掲載していても掲載されている写真が良くない
自己居住用の住宅の売買は専らインターネットサイトを通じて一般のお客様からお問い合わせを頂くことがほとんどであり、
中でも自己居住用のものについてはSUUMOの一強となっております。
従って、SUUMOにいかに魅力的に物件写真を掲載できるかがカギとなります。
その為、SUUMOに掲載していなかったり、掲載していても写真が良くないと買主の方が見てみたいと思わず、
売却活動が難航する可能性があります。
写真が良くないとは、下記のようなものを指します。
是非ご売却活動中の方は自身のお部屋がどのように掲載されているか確認してみてください。
・写真の中に大きな家財以外で生活雑貨が多く映り込んでいる(ティッシュ等)
・写真点数が少ない
・水回りが映っていない
②お任せしている不動産会社が物件から遠い
売却には不動産営業マンによる案内という行程が必要です。
ご案内は個人のお客様から直接連絡を頂く場合もありますし、
既に他の不動産会社様でお探しのお客様を他社様からご紹介頂く場合もあります。
先方にも時間の都合がある関係上、担当している営業マンが物理的に買主、
他社不動産会社の希望する日時に対応できない場合もあり機会損失が起こりかねません。
特に居住しながら販売している場合は営業マンが物理的に対応できない場合、自己都合、自社都合であるにも関わらず
「その日は売主様の予定があり案内できないので別の日時でお願いします」と
お返事されることもあります。
そのような可能性が疑われる場合は物件に近い不動産会社を一般媒介で1社追加することをお勧めします。
一般媒介にすると預けている不動産会社間で競争原理が働きますし、お客様や他社の不動産会社は
1社の都合が悪くてももう1社に確認の連絡をとることもできる為、機会損失を防ぐことができます。
③空室なのに鍵を現地につけていない
すでにお部屋が空室の場合、案内に際して売主様の立会いが不要の為、他社の不動産会社様は
お客様とその会社様だけで案内に入ってもらうことが可能です。
ただし鍵を現地にキーボックスにてつけていないと鍵を受け取りに一度販売元の会社を訪れなければならず、②と相まって
他社の不動産会社が案内をあきらめるor案内の都合をつける為に案内のスケジュールが後ろにズレる
という可能性が高まります。物件から販売をお任せしている会社が遠ければ遠いほどその可能性はより高まりますので、
より機会損失を生んでしまうでしょう。
こちらに関する解決策としては現地に鍵を設置できる会社を1社追加することで解決できます。
以上本日は売却活動が難航している際に気を付けて頂くことを3つお伝えさせて頂きました。
博多区・東区の不動産売却でお困りの方がいらっしゃいましたら是非一度お声がけ頂ければと思います。
コムハウス 原田 祥弘
TEL070-3775-9932